楽園まであともう少し

BL(主にマンガ)レビューやらその周辺
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間(あい)の楔/吉原理恵子
ハードカバー版の方です。

この本は『小説JUNE』の'86年12月号から'87年10月号まで掲載されていた文章に加筆訂正が加わっているようです。

内容は一応知ってたんですが、きちんと読んだのは初めてです。
カセットブックから映像化、その後文庫版でさらに詳しく書かれている様で更なるメディア展開しているのは90年代初頭というバブル期と上手くリンクしてるからだと思います。
もちろん内容の方も、当時のJUNE誌の状況かどうかはわかりませんが強気で俺様気質なリキのような性格の受が出て来たのは結構斬新なんじゃないかと思います。
ストーリーも未来が舞台でダークで結構暴力的な描写も多く出てきてこれまた「耽美」とは真逆で新鮮だったと思うし(でも読んでみるとそれなりの美学とか退廃的な美をかんじられるんだけど)

書かれた時代が時代なので、文章や表現に古臭い「その時代」を感じされる事もあるのですが、ドロリとした毒を感じる文体が退廃的な未来都市と合っていると思いました。

意外と登場人物が多く、時間軸があっちこっちへと飛ぶので私はちょっと読みづらい(理解)しづらい部分もあったのですが、ストレートにリキとイアソンのペットと主人の関係を描くよりも効果的で面白く感じました。(多分最近のBLであれば、こういった表現はもちいないで、2人の調教過程を全面に押し出すと思う)
こういう表現をする事で未来都市タナグラやユピテルと言った世界観が広がって行き、関節的にリキとイアソンの人物描写へと繋がって行くと思います。そう考えると結構「ハードボイルド」だなぁ

そんな描写なので、読者は行動や会話から登場人物の心情を推し量るしかなく(結構イアソンの心理描写はストレートに描かれてると思う)それが非常に新鮮でした。
意外とBLってストレートに丁寧に人物の心理描写描かれてるの多いから。

完全無敵のイアソンがただのスラムの雑種であるリキにジェラシーを感じる部分は非常に面白いと思った。
分かりにくいのはリキの心情なんだけど、やはりこれは身分違いの恋、が一番の障害なのかもしれない。
近代恋愛は一応、面目上は対等な関係による恋愛が良しとされていて私たちはそれがいいと思っている(実際はどうであれ)
JUNE、という物を考えるとき私はこの平等恋愛という物を強烈に感じさせられる。
相手(攻)と対等の立場に立つ事を強烈に意識するような…
それは受も男と言う性を持っているから「女」扱い(封建的家社会制度で考えるなら、妻=夫に仕える者)されるのは我慢がならない、と言う。
でも私的には受キャラ=書き手、読み手(女性)のメタファーだとJUNEを読むと強烈に感じるのだが。


なんだか自分で書いてて支離滅裂でよくわからないが、そんなことををもやもやと感じました。


リキとイアソンはどうあがいても対等な立場にも(精神的にはなっているとしても)なれないから「幸福」なハッピーエンドは迎えられない。
全ての事に「対等」で「自由」あろうとする事はこういう事なのかもしれない。

最後の真際でやっと素直になる事ができるなんて、なんてやるせないんだろう。

しかしガイが私にはよく理解できないキャラでした。
あれはただの偏執狂なのか、それともあれも「愛」と呼んでいいのでしょうか。
私にはただのひとりよがりの偏執狂にしか思えない。

脇キャラのカッツエが凄くいい味だしてます。

| yuki | BL的レトロスペクティブ | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
【BL的レトロスペクティブ】真夜中の天使 /栗本薫
唐突ですがわたくし、腐女子、っつーより貴腐人に近い年令なんですが、腐暦を数えてみたら約19年……

ぎゃーーーー!!!

人生の半分以上を……なんか哀れな感じもするけどでもそんなに悪くもないよ、と開きなおってみる。


しかしBLって一体いつ頃から産まれた言葉なのかな。


ちなみに私が初めて読んだBL的な創作物は高河ゆんの「アーシアン」と「源氏」。
(※BLじゃないですけど、そーゆーシーンがある)
普通にすんなり受け入れちゃったトコが、私にとってそういう要素があった、って事なんでしょう。



そんなこんなで、まだBLってカテゴライズもなかった頃に読んだ本をピックアップしようと思います。

カテゴリーにはレトロスペクティブ、なんてつけちゃったけどあくまでこれは個人的感想なので…一体どこまでがレトロでどこまでがレトロでないのかの線引きは非常に難しいと思う。
例えばフジミシリーズとか…
私はこれはもうBL的に古典だと思ってるんだけど、そーでもないのかな??



で、今回取り上げるのは栗本薫先生の『真夜中の天使』。
初版発行は1979年!!!!
す、、、、すごいこんな時代にこの本を出す事は結構凄い事だと思うぞ。
作家にしても出版社にしても。



簡単に内容はと言うと…

顔だけは整った家庭環境が良くない不良少年が芸能界に入って、身体を武器に伸し上がって最後は少年を男たちに与えて喰い者にしようとした辣腕マネージャーまでが少年に堕ちる…って話。
まぁつまり少年とマネージャーのドロドロの愛憎劇でもあるけど、バカで下品で子どもじみた少年がいっぱしの悪女となり果ててしまったって話、なのかな。
すんごい昔に読んだから記憶が定かじゃないけど、結構強烈な話だったなぁ…

全然好きな話じゃないし、萌えももちろんないんだけど、なんか先生の変な熱だけは伝わってきた。妙に印象強いんだよな。

栗本先生の書くジュネ物ってなんか受キャラが強烈に先生の代理、っぽい感じがしてちょっと苦手っちゃあ苦手なんです。
作者が登場人物に自己投影させてしまうのは仕方ないけど、なんか女として腐女子としてあまり直視したくない部分まで投影させちゃうトコとかがね。(しかもオーバーだし)
強烈にジュネラリスト!(今作ってみた単語)って感じがどーも苦手だけど、図書館には結構揃ってるから読んでしまうという(笑)

まぁそんな栗本感があって、この本は良(この本の主人公の少年)って子どもが本当に自意識過剰のアホでむかついて気分が悪くなりつつも読んじゃった本でもある。
(まぁ子どもなんて自意識の固まりなんだけど)

| yuki | BL的レトロスペクティブ | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |